6/3 第十一回定例研究会を行いました!(コロナウイルス感染予防のためzoomを使ってやりました。)
6/3 第十一回定例研究会を行いました!(コロナウイルス感染予防のためzoomを使ってやりました。)
当日の構成はこちら▶️▶️
💫アイスブレイク(クイズ)
💫多文化共生×南海トラフ
💫ディスカッション(1.防災のための取り組みをどうやったら知ってもらえるだろうか
2.日本人と外国人とのつながりをつくるためは?)
💫まとめ
よく耳にするけど、よく知らないなあ🤔って方多いのではないでしょうか?
最近も高知県で地震があり、南海トラフの予兆じゃないか?と言われました。
“南海トラフ地震”とは、駿河湾(静岡県)から日向灘沖(宮崎県)までのプレート境界で起こる地震。
100年から150年間隔で繰り返し発生している地震ですが、前回は1944年及び1945年に地震が起こりました。
ちなみに、過去3度は東日本で大地震が起こってから西日本で大地震が起こるという流れもあります。
つ・ま・り
2050年までに南海トラフ地震が起こる可能性が大きい!!!!😨
被害予想としては、、、
・M9クラスの超巨大地震
・津波は最大30m
(東日本大震災時は16m)
・死者数は32万3千人(関東大震災は10万人)
・道路交通被害により支援物資の供給困難
過去最強の地震が起こるかもしれない…😱
地震がいつ起こるかはわからない。
なので事前の対策と起こったあとの対策が重要ですね。✊️
ココで!私たちが注目するのが、“外国人”
「え、地震となんの関係があるの🤔」
「そんな!地震が起こったら、そこまで余裕ないよ😫」
大きな被害が起こるであろうと予測されます。
災害時はみんなで協力しなければ乗り越えれない!!!🙅♀️
ただ、外国人の方々は地震や津波の経験はほとんどないんです、、、
過去においても、情報が行き届かないため災害時の外国人の被害が大きかった!😞
また…
この愛知県においては、外国人登録者数が全国2位!272,855人!
(出典:愛知県公式Webサイト2019年6月時点)
年々、日本に住む外国人は増えています。
少しでも被害を少なくしたい🥺
そのために、過去の事例を見てみました!
①阪神淡路大震災(1995年)
死者:6,433人
そのうち外国人174人
「なんだ〜外国人の被害少ないじゃーん☺️」
「そんな問題じゃなくない😁」
いやいや🤚ちょっとまてーい!
100人あたりで計算によると
【死者の数】
日本人:0.15人
外国人:0.27人
【負傷者数】
日本人:0.89人
外国人:2.12人
(出典:事業構想PROJECT DESIGN ONLINE防災ガイド2016)
なんとーーーーーーー!!!!
外国人の被害率の方が高い!!!
言語が違うため、情報が行き届かないというのが1番の原因のようです。
外国人の声としては
「日本語ばかりで不安だった。」
「クーデターが起きたかと思った。」
「健康保険に入っていなかった。」
地震後、様々な問題が発生しました💧
情報がない、支援がされない、、
多くの不安に駆られたでしょう。😨
そこで
⭐️震災後
・多言語FM放送局
・外国人へのガイドラインなど
様々な対策ができました!
そのおかげで
中越地震(2004年)では地震発生後、すぐに対策ができました👏👏
しかし、、
「避難所があることを知らなかった。」
「地震に対する備えをしていなかった。」
という声も
よって
・災害時多言語支援ツール
・多文化共生推進プラン発表
さらに取り組みをしていきました。
②東日本大震災(2011年)
死者数:15,848人(外国人23人)
これまでの取り組みによって
死者数がとても少なかった!!!!🙌
地震後、多言語情報をすぐ発信できました!
また、地域住民とのつながりにより、避難することができたという声も✨✨
一方で
・誰かに一緒にいてほしい
・地域の情報がほしい
災害時のために対策してあった多言語表示シートが活用されなかったり、やさしい日本語という噛み砕いた日本語による情報発信など、まだまだできることはあるようです💧
また、避難所での外国人のゴミや配給のマナーも目立ちました。
なかなか不安はなくならない。
外国人の人は、
・心の壁
・言葉の壁
・制度の壁
・文化の壁
・経験の壁
この5つの壁に挟まれていて
特に災害時は不安でいっぱいです🥶
そこで
⭐️じゃじゃーーーん⭐️
愛知県でも来るべき南海トラフに備えて様々な取り組みが!!!!
・Facebookページ:多文化防災ネットワーク
・YouTubeの多言語に合わせた防災訓練動画
・外国人を含めた地域防災訓練
よし!これだけ対策したら大丈夫だ〜😁
え、、、、
ページの登録者数や見ている人は少ない…
再生回数も参加人数も少ない…😢
つまり
今、取り組みは行われているけど
なかなかそのことを知られていない…
このままでは南海トラフ地震が起こったとき危ないんじゃないか!!!
よって、
まずはこの愛知県の対策を広めていくこと!
そして
外国人と日本人のつながりが大切ということで顔の見える関係の構築が重要!と考えました!✊️
📣ここでディスカッションをしていきました
💫愛知県の取り組みを知ってもらうためには?
💫顔の見える関係を構築するためには、私たちは何ができるだろうか?
今回も様々な意見が出てきました💭
・多言語の防災チラシをつくって配る
・役所からのアナウンスを多言語にする
・地震体験のイベントを開催
・地域の人とボランティアを一緒にやる
などなど
ディスカッションをしながら、これこそ多文化共生社会の一歩だなあと思いました🌏
さらに、起こるであろう南海トラフ地震に備えて、私たちに何ができるのか考えていきます✊️
ということで、これで第十一回定例研級会のまとめを終わります。
ここまで読んでくださってありがとうございました!🍀
次回は「多文化共生×犯罪」です!
前回の内容からさらに踏み込んでいきます!
おさらいもかねて、読んでいない人も読んだ人も、興味を持った人も良かったら読んでください😊