定例研究会 名古屋大学CARPメイカープ

名古屋大学CARP(メイカープ)は名大生を中心としたインカレサークルです💫ブログを見に来てくださってありがとうございます!このブログでは定例研の内容を書いていきます✏️

5/27 第十回定例研究会を行いました!(コロナウイルス感染予防のためzoomを使ってやりました。)

5/27 第十回定例研究会を行いました!(コロナウイルス感染予防のためzoomを使ってやりました。)


当日の構成はこちら💁‍♀️


🌱アイスブレイク(クイズ)
🌱多文化共生×少子高齢化
🌱ディスカッション(1.日本人と外国人が共生している社会はどんな社会だと思いますか?
2.その未来の為に何をしていけると思いますか?)
🌱まとめ

 

少子高齢化


みなさん、一度は耳にしたことがある言葉なのではないでしょうか?


日本ではよく聞くこのワード、そもそもは少子化高齢化を合わせて作られた言葉です。


現在の日本は、少子化が急速に進み総人口の減少を抑えることができず、高齢者人口の大幅な増加によって“超高齢社会”に突入していると言われています。

             (出典:内閣府「第1部 少子社会の到来とその影響」)

          (出典:千葉県「高齢化社会とはどういうことですか。」,2019)

 


また、総務省の推計によると、2015年では27%だった高齢化率が………


2050年にはなんと!

 

39%まで上昇すると発表されています。


日本人の約4割が高齢者ということですね。
       

         (出典:総務省少子高齢化の進行と人口減少社会の到来」,2016)

 

 

「でもー、そうは言ってもまだ先の話だよね〜」

「長生きできていいじゃん😙」

少子高齢化が進んで何が問題なの?」

 

と思っているそこのあなた!!!


少子高齢化が進むと、こんなリスクが起きるかもしれません😫


🌱地域社会から孤立する人の増加

🌱治安の悪化、公共交通や商業機能の衰退

🌱従業員の高齢化、労働者不足


などなど、
他にもいろんなリスクがあります。


いったいどうしたらいいんだ😱
と、不安になっている人も多いはず!

 


そこで!私たちは少子高齢化の解決のために、


外国人労働者


の存在に注目しました👀


皆さんもコンビニ作業現場などで外国人を見かけることが多いんじゃないでしょうか?


実は、在留外国人の数は増えていて、平成29年には250万人を超えています。

            (出典:法務省「在留外国人を取り巻く最近の状況と課題」)

 


そこで日本では、

出入国管理政策&社会統合政策


という外国人政策の二本柱を行っています🙌


何それ⁉️
初耳なんですけど⁉️👂
という人も多いんじゃないでしょうか。


簡単に言うと、


どのような外国人をどのような規模・条件で受け入れるかを規定する出入国管理政策✈️


外国人側と受け入れ社会側の両者への政策である社会統合政策

となっています。


この政策にも様々な問題点があるのですが…
その中でも、私たちはこのことに焦点を当てました!



“社会統合政策は、受け入れ地域によって差が出てしまう”


詳しくいうと…


社会統合政策は地域に決定権を一任していて、受け入れる側の地域によっては、外国人への十分な支援の提供ができない可能性がある!ということです。


なぜこのことが問題なのか、
皆さんも知りたいですよね??😉

 


愛知県では、活動内容に制限がない在留資格の外国人が多くいて、全体の約73%を占めています。


しかも、永住者などの日本に長く滞在する資格を持っている人の割合が半分以上を超えているんです。
             (出典:法務省 在留外国人統計(旧登録外国人統計)統計表)


そ・こ・で…


愛知県での少子高齢化と外国人の関係として、こう言えるんじゃないか!と考えました💡




愛知県で永住者として住んでいる外国人の子供、孫たちがしっかりと教育を受け育っていけば、日本の未来を担っていく人数が増える。


つまり、永住を考えている外国人のサポートを強化し、地域との共生を図っていく必要がある!

 


と、いうことで!

私たちは、日本、特に愛知県に永住している外国人と共生していくために、社会学の面からのアプローチを考えていきます🌟


もっといえば、社会統合政策は地域が主体となって進めていくものなので、地域に住む私たち一人一人の多文化共生への問題意識が重要です☝️☝️


ここで、皆さんとディスカッションをしていきました!


「日本人と外国人が共生している社会はどんな社会だと思いますか?」
「その未来のために何をしていけると思いますか?」


話し合う中で、ワクワクするアイデアがいーっぱい出てきました!


🌱分散して住むんじゃなくて、〇〇区というように国ごとに集まって住む!

🌱ファミレスで世界各国(ヨーロッパやアメリカだけじゃなく、アフリカまで!)の様々な料理が食べれる!

🌱日本という国じゃなくて、地球の中の日本村に住んでいると考えてみる!


などなど、、、
皆さん間違いなく天才ですね🤩


こうやって、まず自分から考えてみることが問題解決への大きな一歩だと思います。
多文化共生は私の一歩から!👣✨


これからは、より詳しい事例を見ていきながら実現へ向けて考えていきたいと思います。


ということで、これで第十回定例研級会のまとめを終わります。

ここまで読んでくださってありがとうございました!🙌

 

 


次回は「多文化共生×南海トラフ」です!


南海トラフが、多文化共生とどう関係していくのか。


ほ〜〜😲という内容がたっぷりあるので、ぜひ読んでみてくださいね!