4/29 第七回定例研究会を行いました!(コロナウイルス感染予防のためzoomを使ってやりました。)
4/29 第七回定例研究会を行いました!(コロナウイルス感染予防のためzoomを使ってやりました。)
当日の構成はこちら
○定例研とは
○多文化共生とは
○日本から見た多文化共生
○外国人から見た多文化共生
○ディスカッション(身近に感じる多文化共生は?)
今期初!ということで多文化共生についての概観を学んでいきました。
皆さんは多文化共生って知っていますか??
「知ってるに決まってんだろ?」
「聞いたことあるけど説明できな~い」
「何それおいしいの?」
様々であると思います。
多文化共生とは、
「国籍や民族などの異なる人々が、互いの文化的ちがいを認め合い、対等な関係を築こうとしながら、地域社会の構成員として共に生きていくこと」
(総務省:多文化共生の推進に関する研究会報告書より)
ざっくり言うと、
「違いを認め合いながら協力して生きていこう!」
っていう考えです。
で、この「多文化共生」が実は今必要だ!!と謳われているんです。
一番の理由は、外国人が増えているからです。
回りを見ても、学校やコンビニ、工事現場などいろんな所で外国人を見かけますよね。実際、日本に来る外国人は近年増え続けているんです。
また、少子高齢化の対策として2019年に出入国管理法を改正して外国人労働者の受け入れを拡大したことにより、ますます外国人が増えることが予想されます。
グローバル社会ですね~☺️
ところで、日本で外国人が多い町として、東京の新宿区があります。そこでは既に区として多文化共生に前向きに取り組んでいるみたいなんですね。
で、新宿区独自のアンケートを見させてもらったのですが、外国人が増えたとは実感するけれども関わりがもてているとは思えないと答える傾向が強かったんです。
つまり、現状としてはまだまだ多文化共生できていない状態なんです!😨
しかも、調べる中で現時点で上手くいっていない問題が発生している例をいくつかあることが分かりました。
例えば、
「外国人だからという理由だけでバイトの応募断られた!」
「外国人だからといって学校でいじめられた!」
「外国人はゴミの分別ちゃんとできないから迷惑!」
「隣のインド人毎晩カレー作ってていつも臭い!」
一例に過ぎませんが、日本人と外国人がお互いの文化や言葉などの違いを理解することができず、ぶつかり合っています。😱
これからますます外国人が増えていくことが予想されているのにこのままではぎこちない距離感を保ったまま、日本人にとっても外国人にとっても住みにくい環境になってしまいます。
近くに住んでいるのにギスギスしている…これって結構まずいですよね。
いろんな違いはあるけれども、その違いを理解し、認め合い、共に支え合いながら生きていける社会を築き上げていく必要があると思いませんか?😁
そんなこんなで、最後に「身近に感じる多文化共生はありますか?」というテーマでディスカッションしていきました。
出た意見としては、
「ゴミ袋に英語とかポルトガル語とか色んな言葉で書いてあって、これは言葉の分からない外国人を配慮した取り組みだったことに気付いた!」
「薄い味の料理が出た時に、これを作った人は小さい頃から薄い味を食べて生きてきたのだなと理解できれば感謝して食べられると思う!」
「女は繊細なのに、男は思ったこと何でも言っちゃうから傷つけてしまうことがある。お互いにお互いがそういう生き物だと理解できれば受け止めることができると思う!」
などなど面白い意見が出ました。
参加した私も、多文化共生についてあまり考えたことがなかったのですが、結構大事な考えだなと思いました。
レッツ、多文化共生♪
ということで、第七回定例研の報告を終わります。
次回は、「多文化共生×○○」です。
○○には何が入るんだろう?気になる~!次回もお楽しみに☆