定例研究会 名古屋大学CARPメイカープ

名古屋大学CARP(メイカープ)は名大生を中心としたインカレサークルです💫ブログを見に来てくださってありがとうございます!このブログでは定例研の内容を書いていきます✏️

6/24 第14回定例研究会を行いました!(コロナウイルス感染予防のためzoomを使ってやりました。)

こんにちは!!!
名古屋大学CARP(メイカープ)です🌟


6/24 第14回定例研究会を行いました!(コロナウイルス感染予防のためzoomを使ってやりました。)


当日の構成はこちら▶️▶️

💫多文化共生クイズ(フィリピン)
💫多文化共生×南海トラフ
💫ディスカッション
💫まとめ


今回は多文化共生×南海トラフの続きを学
んでいきました!

 

まず、前回の多文化共生×南海トラフのおさらいです

 

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まず、南海トラフ地震とは 


静岡県から宮崎県にかけてのプレート境界が震源地となる地震のこと!


過去のデータを見たとき、2050年までM9クラスの地震が起きる可能性は大きい!😱

 

また、その地震による被害も大きくなるに違いない!!!


ここで外国人に注目🌟
・外国人は津波地震の経験がない
・情報が行き届かないため、被害が大きい

 

阪神淡路大震災においても
圧倒的に外国人の被害割合の方が大きかった!😰


少しでも被害を減らしたい!✊️


現在、これまでの教訓から外国人のために、情報発信の工夫がされてきましたが

平成28年愛知県外国人意識調査にて

 

💭現在不安に思っていること、困っていることは?

地震や台風など災害に関すること” 
          30.1% 第2位!

まだまだ外国人の不安は大きい💧


愛知県でも
様々な取り組みがあるが実際知られていない…

以上がおさらいです🍀

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前回のディスカッションから


💫顔の見える関係をつくるために何ができるか?

・一緒にお祭りをやる
・外国人に国言葉、文化を教えてもらう etc

 

ここで💡
私が注目したのが
“地域の外国人に国の食事を振る舞ってもらう”

 

食文化を通して、日本人と外国人の距離が近づくのではないかと思います!

 


果たして実際にできるのだろうか?

 

平成28年愛知県外国人意識調査によると

 

💭地域活動への参加状況は?


“地域の活動に参加していない” 41.6%

 

 

なんと!
半分ぐらいの人たちが参加していない😩


理由としては
・どこでやっているのかわからない
・時間を知らない
・日本語がわからない


一方で


💭“もっと日本人と仲良くなりたい” 77.3%

(出典:平成28年愛知県外国人意識調査)


むむむ。ほとんどの人が仲良くなりたいと思っているんですね🤔

 


つまり、、

・どこで活動してるかわからなくて活動に参加できない

・元々日本人との付き合いが少ない
・でも日本人と仲良くなりたい。

 

よって

地域交流を活性化するべきではないか🤔
と考えました!!!


ということで


地域での国際交流の成功例を調べてみました👀


①アースフェスタかながわ
県×市民団体、NPOで平成12年から開催されている国際交流イベント🎉

なんと!2019年の来場者は2万人!!

内容としては
・世界屋台村グルメグランプリ
・ステージパフォーマンス
・多文化共生社会フォーラム
など盛りだくさん🍚

参加者からも大変好評で
・世界の料理を食べれてよかった!
・みんなと同じ思い出をつくれてよかった!
                などなど

ネパールとかいろんな国の人も参加したみたいです😄

「世界の料理おいしそう〜😋」
「これなら参加してみてもいいかも😄」


②国際交流サロン
👇
地域の交流の機会を生み出し、情報と学びの場が提供される場所

市で運営していることが多いです。

内容としては
外国人の子育て相談、日本語学習教室、世界の料理教室など内容は幅広い!


例えば、山形県酒井市では
・世界の料理フェア
・地元のお祭りへの参加
・和菓子づくり体験

タイ、エジプト、フィリピン、ブラジルなど様々な国の出身の方々と共に地域の方々も参加し、盛り上がったようです☺️


石川県の国際交流センターでは、
利用者満足度 98.7%!

 

 


このようなイベントが
外国人住民と外国人住民の交流の場となり、その後SNSで交流を深めるなど、交流が広がっています🌟

「外国人と仲良くなりたいな〜」
「これで多文化共生社会は目前じゃ〜👵」

 


しかし
課題も…💧💧💧

・働いている外国人は日中に参加できない
・夜間の受け入れ人数や回数には限界がある
・ボランティアスタッフが足りない

 

やっぱり課題はあるんだなあ😰

 

 


これらの課題もあるけど
地域交流が広がっていけば👇

💫災害時の備えや顔の見える関係づくり

💫外国人が支援される側から共に助け合う存在に

💫お互いの理解が深まっていく


よーし!
多文化共生社会まであと一歩だ〜✊️👣

 


ということで
地域交流がさらに発展していくために
ディスカッションを行なっていきました🙋‍♀️

💫外国の文化に触れるとしたら、どんな内容に触れたいですか?(ex 食事、民族衣装など)

💫より充実した文化交流、地域交流にしていくために何ができると思いますか?

 


ちょっと難しいかもって思いましたが
学生ならではの面白い意見が飛び出しました!😄


🍀オンラインで国際交流をする

🍀国際デーという国民の休日をつくって、地域交流をする

🍀授業で地域交流のボランティアスタッフをする。参加したら単位をプレゼント🎁


などなど、、、
できる、できないじゃなく、想像を膨らませていきました💭
みんなの意見をかけ合わせたら、よき発展をしていきそうですね😁

 

 


次回、具体的なアイデアを提示していきたいと思います💡

以上で、第14回定例研究会の報告を終わっていきます。

 

来週は、定例研に教授をお迎えして、「多文化共生」をさらに深めていきます👏👏
テーマは「やさしい日本語」です🤝💫

 

ここまで読んでくださり、
ありがとうございました😊✨

次回もお楽しみに〜!!!

6/17 第13回定例研究会を行いました!(コロナウイルス感染予防のためzoomを使ってやりました。)

6/17 第13回定例研究会を行いました!(コロナウイルス感染予防のためzoomを使ってやりました。)


当日の構成はこちら💁‍♀️

🌱多文化共生クイズ(中国)
🌱多文化共生×少子高齢化
🌱ディスカッション
🌱まとめ

 


今回は多文化共生×少子高齢化の続きを学んでいきました!

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6/10 第12回定例研究会を行いました!(コロナウイルス感染予防のためzoomを使ってやりました。)

6/10 第12回例研究会を行いました!(コロナウイルス感染予防のためzoomを使ってやりました。)

 

 

当日の構成はこちら 

○多文化共生クイズ(ブラジル)
○多文化共生×犯罪
○ディスカッション
○まとめ

 


今回は多文化共生×犯罪の続きを学んでいきました!

 

 

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6/3 第十一回定例研究会を行いました!(コロナウイルス感染予防のためzoomを使ってやりました。)

6/3 第十一回定例研究会を行いました!(コロナウイルス感染予防のためzoomを使ってやりました。)

 

 

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当日の構成はこちら▶️▶️


💫アイスブレイク(クイズ)
💫多文化共生×南海トラフ
💫ディスカッション(1.防災のための取り組みをどうやったら知ってもらえるだろうか
2.日本人と外国人とのつながりをつくるためは?)
💫まとめ

 

 

 


南海トラフ地震


よく耳にするけど、よく知らないなあ🤔って方多いのではないでしょうか?

最近も高知県地震があり、南海トラフの予兆じゃないか?と言われました。

 

 


南海トラフ地震”とは、駿河湾(静岡県)から日向灘沖(宮崎県)までのプレート境界で起こる地震

 

100年から150年間隔で繰り返し発生している地震ですが、前回は1944年及び1945年に地震が起こりました。
ちなみに、過去3度は東日本で大地震が起こってから西日本で大地震が起こるという流れもあります。

 


つ・ま・り

2050年までに南海トラフ地震が起こる可能性が大きい!!!!😨

 

被害予想としては、、、

・M9クラスの超巨大地震
津波は最大30m
  (東日本大震災時は16m)
・死者数は32万3千人(関東大震災は10万人)

・道路交通被害により支援物資の供給困難

 

 

過去最強の地震が起こるかもしれない…😱

 

地震がいつ起こるかはわからない。

なので事前の対策と起こったあとの対策が重要ですね。✊️

 

 


ココで!私たちが注目するのが、“外国人”

 

「え、地震となんの関係があるの🤔」
「そんな!地震が起こったら、そこまで余裕ないよ😫」


大きな被害が起こるであろうと予測されます。
災害時はみんなで協力しなければ乗り越えれない!!!🙅‍♀️

 

ただ、外国人の方々は地震津波の経験はほとんどないんです、、、
過去においても、情報が行き届かないため災害時の外国人の被害が大きかった!😞

 


また…
この愛知県においては、外国人登録者数が全国2位!272,855人!


(出典:愛知県公式Webサイト2019年6月時点)

 

 

年々、日本に住む外国人は増えています。


少しでも被害を少なくしたい🥺
そのために、過去の事例を見てみました!

 

阪神淡路大震災(1995年)
死者:6,433人
そのうち外国人174人


「なんだ〜外国人の被害少ないじゃーん☺️」
「そんな問題じゃなくない😁」


いやいや🤚ちょっとまてーい!

 

100人あたりで計算によると
【死者の数】
日本人:0.15人
外国人:0.27人
【負傷者数】
日本人:0.89人
外国人:2.12人

(出典:事業構想PROJECT DESIGN ONLINE防災ガイド2016)


なんとーーーーーーー!!!!
外国人の被害率の方が高い!!!

 


言語が違うため、情報が行き届かないというのが1番の原因のようです。

 


外国人の声としては
「日本語ばかりで不安だった。」
「クーデターが起きたかと思った。」
「健康保険に入っていなかった。」

 


地震後、様々な問題が発生しました💧
情報がない、支援がされない、、
多くの不安に駆られたでしょう。😨

 

 

そこで

⭐️震災後
・多言語FM放送局
・外国人へのガイドラインなど

様々な対策ができました!

 

そのおかげで
中越地震(2004年)では地震発生後、すぐに対策ができました👏👏

 

 

しかし、、
「避難所があることを知らなかった。」
地震に対する備えをしていなかった。」
という声も

 

よって
・災害時多言語支援ツール
・多文化共生推進プラン発表


さらに取り組みをしていきました。

 


東日本大震災(2011年)
死者数:15,848人(外国人23人)

 

これまでの取り組みによって
死者数がとても少なかった!!!!🙌

 


地震後、多言語情報をすぐ発信できました!
また、地域住民とのつながりにより、避難することができたという声も✨✨


一方で
・誰かに一緒にいてほしい
・地域の情報がほしい

 


災害時のために対策してあった多言語表示シートが活用されなかったり、やさしい日本語という噛み砕いた日本語による情報発信など、まだまだできることはあるようです💧

また、避難所での外国人のゴミや配給のマナーも目立ちました。

 


なかなか不安はなくならない。

 

外国人の人は、
・心の壁
・言葉の壁
・制度の壁
・文化の壁
・経験の壁

この5つの壁に挟まれていて
特に災害時は不安でいっぱいです🥶

 

 


そこで

⭐️じゃじゃーーーん⭐️

 

愛知県でも来るべき南海トラフに備えて様々な取り組みが!!!!

Facebookページ:多文化防災ネットワーク
YouTubeの多言語に合わせた防災訓練動画
・外国人を含めた地域防災訓練

よし!これだけ対策したら大丈夫だ〜😁

 

 


え、、、、
ページの登録者数や見ている人は少ない…
再生回数も参加人数も少ない…😢

 

つまり
今、取り組みは行われているけど
なかなかそのことを知られていない…

 


このままでは南海トラフ地震が起こったとき危ないんじゃないか!!!


よって、


まずはこの愛知県の対策を広めていくこと!
そして
外国人と日本人のつながりが大切ということで顔の見える関係の構築が重要!と考えました!✊️

 

 


📣ここでディスカッションをしていきました

💫愛知県の取り組みを知ってもらうためには?
💫顔の見える関係を構築するためには、私たちは何ができるだろうか?


今回も様々な意見が出てきました💭

・多言語の防災チラシをつくって配る
・役所からのアナウンスを多言語にする
地震体験のイベントを開催
・地域の人とボランティアを一緒にやる


などなど
ディスカッションをしながら、これこそ多文化共生社会の一歩だなあと思いました🌏

 


さらに、起こるであろう南海トラフ地震に備えて、私たちに何ができるのか考えていきます✊️

 

ということで、これで第十一回定例研級会のまとめを終わります。

 

ここまで読んでくださってありがとうございました!🍀


次回は「多文化共生×犯罪」です!


前回の内容からさらに踏み込んでいきます!


おさらいもかねて、読んでいない人も読んだ人も、興味を持った人も良かったら読んでください😊

5/27 第十回定例研究会を行いました!(コロナウイルス感染予防のためzoomを使ってやりました。)

5/27 第十回定例研究会を行いました!(コロナウイルス感染予防のためzoomを使ってやりました。)


当日の構成はこちら💁‍♀️


🌱アイスブレイク(クイズ)
🌱多文化共生×少子高齢化
🌱ディスカッション(1.日本人と外国人が共生している社会はどんな社会だと思いますか?
2.その未来の為に何をしていけると思いますか?)
🌱まとめ

 

少子高齢化


みなさん、一度は耳にしたことがある言葉なのではないでしょうか?


日本ではよく聞くこのワード、そもそもは少子化高齢化を合わせて作られた言葉です。


現在の日本は、少子化が急速に進み総人口の減少を抑えることができず、高齢者人口の大幅な増加によって“超高齢社会”に突入していると言われています。

             (出典:内閣府「第1部 少子社会の到来とその影響」)

          (出典:千葉県「高齢化社会とはどういうことですか。」,2019)

 


また、総務省の推計によると、2015年では27%だった高齢化率が………


2050年にはなんと!

 

39%まで上昇すると発表されています。


日本人の約4割が高齢者ということですね。
       

         (出典:総務省少子高齢化の進行と人口減少社会の到来」,2016)

 

 

「でもー、そうは言ってもまだ先の話だよね〜」

「長生きできていいじゃん😙」

少子高齢化が進んで何が問題なの?」

 

と思っているそこのあなた!!!


少子高齢化が進むと、こんなリスクが起きるかもしれません😫


🌱地域社会から孤立する人の増加

🌱治安の悪化、公共交通や商業機能の衰退

🌱従業員の高齢化、労働者不足


などなど、
他にもいろんなリスクがあります。


いったいどうしたらいいんだ😱
と、不安になっている人も多いはず!

 


そこで!私たちは少子高齢化の解決のために、


外国人労働者


の存在に注目しました👀


皆さんもコンビニ作業現場などで外国人を見かけることが多いんじゃないでしょうか?


実は、在留外国人の数は増えていて、平成29年には250万人を超えています。

            (出典:法務省「在留外国人を取り巻く最近の状況と課題」)

 


そこで日本では、

出入国管理政策&社会統合政策


という外国人政策の二本柱を行っています🙌


何それ⁉️
初耳なんですけど⁉️👂
という人も多いんじゃないでしょうか。


簡単に言うと、


どのような外国人をどのような規模・条件で受け入れるかを規定する出入国管理政策✈️


外国人側と受け入れ社会側の両者への政策である社会統合政策

となっています。


この政策にも様々な問題点があるのですが…
その中でも、私たちはこのことに焦点を当てました!



“社会統合政策は、受け入れ地域によって差が出てしまう”


詳しくいうと…


社会統合政策は地域に決定権を一任していて、受け入れる側の地域によっては、外国人への十分な支援の提供ができない可能性がある!ということです。


なぜこのことが問題なのか、
皆さんも知りたいですよね??😉

 


愛知県では、活動内容に制限がない在留資格の外国人が多くいて、全体の約73%を占めています。


しかも、永住者などの日本に長く滞在する資格を持っている人の割合が半分以上を超えているんです。
             (出典:法務省 在留外国人統計(旧登録外国人統計)統計表)


そ・こ・で…


愛知県での少子高齢化と外国人の関係として、こう言えるんじゃないか!と考えました💡




愛知県で永住者として住んでいる外国人の子供、孫たちがしっかりと教育を受け育っていけば、日本の未来を担っていく人数が増える。


つまり、永住を考えている外国人のサポートを強化し、地域との共生を図っていく必要がある!

 


と、いうことで!

私たちは、日本、特に愛知県に永住している外国人と共生していくために、社会学の面からのアプローチを考えていきます🌟


もっといえば、社会統合政策は地域が主体となって進めていくものなので、地域に住む私たち一人一人の多文化共生への問題意識が重要です☝️☝️


ここで、皆さんとディスカッションをしていきました!


「日本人と外国人が共生している社会はどんな社会だと思いますか?」
「その未来のために何をしていけると思いますか?」


話し合う中で、ワクワクするアイデアがいーっぱい出てきました!


🌱分散して住むんじゃなくて、〇〇区というように国ごとに集まって住む!

🌱ファミレスで世界各国(ヨーロッパやアメリカだけじゃなく、アフリカまで!)の様々な料理が食べれる!

🌱日本という国じゃなくて、地球の中の日本村に住んでいると考えてみる!


などなど、、、
皆さん間違いなく天才ですね🤩


こうやって、まず自分から考えてみることが問題解決への大きな一歩だと思います。
多文化共生は私の一歩から!👣✨


これからは、より詳しい事例を見ていきながら実現へ向けて考えていきたいと思います。


ということで、これで第十回定例研級会のまとめを終わります。

ここまで読んでくださってありがとうございました!🙌

 

 


次回は「多文化共生×南海トラフ」です!


南海トラフが、多文化共生とどう関係していくのか。


ほ〜〜😲という内容がたっぷりあるので、ぜひ読んでみてくださいね!

5/20 第九回定例研究会を行いました!(コロナウイルス感染予防のためzoomを使ってやりました。)


5/20 第九回定例研究会を行いました!コロナウイルス感染予防のためzoomを使ってやりました。)

 

当日の構成はこちら 

○アイスブレイク(犯罪クイズ)
○多文化共生×犯罪
○ディスカッション(この防犯対策をどう突破しますか?)
○結論

 

 

突然ですが、そこのあなた!!

日本は犯罪の少ない安心安全平和な国だと思っていませんか?

 


たしかに世界的に見たら平和な方です。

日本は治安がいいからという理由で来日する外国人までいるみたいです。


さらに、日本の犯罪件数自体は毎年減ってきています。😌


2002年のピークを越えてから、今では約1/3にまで下がってきているんです。

(令和元年だと約75万件)

(参照:警視庁犯罪白書資料)


「やっぱり日本は治安いいでしょ!」

「脅しやがって~心配させんなよ~😁」

「犯罪なんて他人事~♪」

 


だが!
しかし!
However!


犯罪が減ってきているとはいっても油断していてはいけません!!


なぜなら、

 

○今でも毎日2000件以上の犯罪が日本のどこかでおこっている
→減ってきているとはいえ多い。いつ巻き込まれるかわからない😖


○認知されていないだけの犯罪もある
(例えばストーカーやDVの相談件数は年々増え続けている…)


○歴史上、お金がない時に犯罪が増えた
コロナショックにより犯罪が増える恐れ


このように犯罪件数自体が減っていても安心はできません😭

 

 

その中でも我らがメイカープの所在する愛知県はどうなのか!!心して聞いてください!!

 

 

じ・つ・は………………

 


愛知県は犯罪件数全国ワースト4位なんです!😱


「結構多い……😨」

「交通事故だけでなく犯罪も多いのか……」

「確かによく不審者情報が回ってくるな……」


ちなみに一位は東京、二位は大阪、三位は埼玉でした。

人口あたりの犯罪件数に直すと1位は大阪になり、愛知県は8位に下がりますが、どちらにしろ多いですよね💦

(参照:警視庁犯罪統計資料)

 

内訳を見てみますと、愛知県で抜きん出て多発している犯罪がありました。


それは…………

 

住宅対象侵入窃盗です!!!


「住宅対象侵入窃盗?何それおいしいの?🤪」
 

はい、説明します。

 

✍住宅対象侵入窃盗とは空き巣、忍び込み、居空きの3つを指します。

 

○空き巣…留守中に忍び込んで物品を盗む

○忍び込み…夜間就寝中などに

○居空き…入浴中、食事中などに
(怖い😱)

 


令和元年は茨城県に抜かれて、かろうじてワースト2位になりましたが、

平成17年から平成30年までの14年間、ぶっちぎりでワースト1位を貫いてきました!!


たしかに家の扉や門に、空き巣根絶!とか不審者警戒中!と訴えるポスターがよく貼ってありますよね。


それは愛知県で空き巣をはじめとする侵入窃盗多発しているからなんですね😅


ということで、犯罪の中でもこの住宅対象侵入窃盗にフォーカスして調べていきました。

 


愛知県で侵入窃盗が多い理由は、

 

①国道や高速道路が整っているため逃げ道が確保されている

②一人あたりの所得が東京の次に多く、金目のものが多い
(参照:内閣府国民経済計算)

③新築工事が盛んで、新築に住む若夫婦は共働きしなければならず留守が多くなる

ご近所付き合いが浅く、見知らぬ人がいても不自然に思わない


とのことでした。なるほど~👀

 

侵入窃盗対策の一つとして、各家庭での防犯対策があります。

・鍵かけの徹底
・防犯ガラス
・防犯カメラ
・面格子
・電気つけっぱなし
・犬
・砂利 
・センサーライト
・セキュリティ会社

などなど各家庭で様々な方法で防犯ができます。

 


するとここでいきなりディスカッションが始まりました。


「先ほどあげた9つの防犯対策を、犯罪者の立場に立って突破してみてください」


このディスカッションの時間、参加者全員が頭の中で犯罪者になり、頭の中で空き巣を試みることになりました☺️


こんな突拍子もない質問でしたが、本当に面白い意見がたくさん出ました!!


○防犯ガラス→どれだけ丈夫でもハンマーで叩き続ければ壊れると思う!または、ガスバーナーとかで燃やせば割れるはず!

○防犯カメラ→下見の時点でカメラを壊しておく!それか、着ぐるみを着ていけば映りこんでも大丈夫!

○犬→忍び込む前に何度も訪れて、エサをやったりしながら手なずける!

○センサーライト→感知されないようにほふく前進する!もし電気がついてしまったらそのままゴロゴロ転がって逃げる!

○セキュリティ会社→もし侵入がばれてセキュリティ会社の人が来たら、その家の人になりすまして対応して帰らせる


などなど。


皆さん本当に発想が豊かで、

 


もはや空き巣できるんじゃね?

 


と思うくらいでした(笑)

 

このように、侵入窃盗をしたこともしようとしたこともない学生の私たちですら防犯対策を突破できる方法を思いつけたのですが、プロの空き巣犯ならどうでしょうか?


素人の我々以上に知識と技術があるはずなので、防犯対策を突破するのは容易でしょうね。


何が言いたいかと言いますと、どれだけ各家庭で防犯対策をしても、意外と簡単に侵入できちゃうんです。

(個人的にはセキュリティ会社に頼めば流石にかなり強い防犯になると思いますが。)

 

 

 

このように、各家庭でどれだけ入念に防犯対策をしても不完全だとしたら、どうすればよいか。

 

それは、地域のつながりを強めることです!!

 

地域のつながりを強めることによって、侵入犯にとってこの町は防犯意識が高いから狙いたくない!と思えるようなまちづくりをすることが効果的だと考えられています!!

 

具体的には、侵入しようとしている時にご近所さんにあいさつされたり、知らない顔ね…という表情でジロジロ見られたら侵入しにくいですよね☺️

 

実はこの考えは割れ窓理論といって、アメリカや日本の一部でも実施された例があるみたいなんです。


今回犯罪に詳しい教授に質問して具体的な内容とかも聞いたのですが、時間的に次回へのお預けになりました。すみません😣楽しみにしていてください!

 

で、今日の定例研で一番伝えたかったことは何かと言いますと、


地域のつながりを強めようとした時に、例えば


お隣さん話し声がうるさくて迷惑なのよ!!😠

とか、

あの人とは性格が合わないから仲良くしたくない!!😡

とか、

あなた毎晩カレー作ってるけどいい迷惑なのよ!!🤬


などと、お互いがお互いを理解することができずにご近所同士がギスギスしていてはつながりを強めることはできません。


ご近所さんの家の文化やマナーなどの違いを理解し、認め合い、支えあっていくことが求められます。


すなわち、


防犯対策で地域のつながりを強めるには、多文化共生が必要!!!


ということです。これが今回の定例研で一番大事なポイントです。

これだけ覚えてもらったらあとは忘れてもらっても大丈夫です(笑)


犯罪を減らすためにも多文化共生していきましょう!


ということで発表内容は以上です。

より詳しい内容はまた次回です。


次回と言っても、来週は少子高齢化、再来週は南海トラフ地震についての発表なので続きが聞けるのは3週間後ですけどね😅

楽しみに待っていてください!!

 

ということで第9回定例研究会のまとめを終わります。

ここまで読んでくださってありがとうございました!!


次回は「多文化共生×少子高齢化です!


少子高齢化と多文化共生がどう繋がっていくの?🤔」


気になる人も!興味ない人も!ためになる内容ですので是非読んで知ってほしいです!

 

お楽しみに☆